エネルギーの摂取量
それでは問題です。
50歳の女性(身長160cmの体重58kg)が、合併症がなく2ら月後に糖尿病を発症しました。
この時の患者さんの適正なエネルギー摂取量はいくらでしょうか。
ちなみに、薬剤の投与は一切ありません。
1000kcal、②1200kcal、③1400kcal、④1800kcal
それでは、答えを言おうと思いますが、適正なエネルギー摂取量は、年齢と肥満度、身体活動量と血糖値、合併症が有るか無いかなどを考慮して決める事ができ、標準体重×身体活動量でエネルギー摂取量の値を出すことができます。
つまり、答えは、③の1400kcalトなります。
全ての糖尿病患者さんにおいて、食事療法は治療の基本で、食事療法を施すことで糖尿病状態が改善され、糖尿病合併症の危険性は低くなります。
一般的に男性の摂取カロリーは14000から1800kcalで、女性は1200から1600kcalの範囲です。
運動療法は、運動をすることでインスリンの感受性の改善、脂質代謝の改善、血圧の低下が認められ、心肺機能を良くし生活の質の改善させるため、治療の一部として運動療法が行われます。
運動時の脈拍を1分に100から120拍にとどめて、眼底出血や腎不全、肺機能に障害がある場合などは、運動を禁止するか制限した方が良いので、医師に相談した上で行うと良いです。
糖尿病コントロール
HbA1c値は、糖尿病コントロールと、患者さんの自己管理の選択指標で、細小血管症の予防や進展を抑えるためには、HbA1c値5.8パーセント未満を目指すように心がけましょう。
おさえどころとして、糖尿病治療の目的は、血圧や体重、血糖や血清脂質の良好なコントロール状態の維持と、糖尿病性細小血管合併症や動脈硬化性疾患の発症を阻止し、健康な人と変わらない生活を維持するための維持と、寿命の確保をする事です。
また、妊娠時の使用に適している糖尿病治療薬は、インスリンなのですが、1型でも2型でも、糖尿病患者が妊娠を希望する場合には、胎児奇形など異常出産の発生を防止するために、厳格な血糖コントロールが必要で、インスリン療法が適合しています。